骨再生Bone regeneration
骨再生治療について
「骨再生治療」とは、歯周病によって溶けてしまった歯の周りの骨を人工の骨や薬を使って再生させる治療のことです。
歯周病が進行すると歯の周りの骨が溶かされ、最終的には歯が抜けてしまいます。
「骨再生治療」をすることで、溶けてしまった骨を再生させ、歯周病の進行を止めて、歯が抜けてしまうことを防ぎます。
骨再生について
歯の周りの骨を再生させることで、少なくなった骨でも、
「インプラント治療」「矯正治療」などの治療の可能性が広がります。
適切な治療を受診するために歯を支えている「骨の再生治療」を推進しています。
※「インプラント治療」と「矯正治療」は自由診療となります
治療の流れ
現段階の状況の確認
骨の溶けている進行状況を確認し、ご説明させていただきます。
痛みはなく、骨が少し下がっている状態
歯茎の腫れを繰り返し、骨が下がっている状態
状況に応じた治療法
患者様の口腔内の状況・骨の溶けているレベルによって治療させていただきます。
※骨再生治療は保険適用となります
歯茎から中の細菌を取り除き、定期的にメンテナンスを行うことで現状を維持できます。
処置時間
30分程度、また定期的にメンテナンスに通われている方は1回で終了します。
自分の骨や人工骨を使った再生法・膜を使った再生法
処置時間
1時間程度
※その他治療をご要望の場合は、別途ご相談ください
骨再生症例1
初診:骨吸収が進んでいる。左側偏位、すり減りも激しい。
検査:コンピュータとレントゲンで計測します。
治療

フルシックネス 切開線の入れ方骨膜、結合組織、上皮維持安定

リグロス、炭酸アパタイト、メンブレン

ナートの方法は上皮、結合組織、骨膜→骨再生
治療経過

10日経過

1か月後
治療経過:6か月後骨増生
治療後:顎関節症改善

術前

3年後
骨再生症例2
初診

外傷

骨吸収

骨吸収 不良肉芽を掻把
治療

メンブレイン埋入

ナート

1年後
メンブレイン剥離、骨増生
口蓋弁移動術
結合組織を上皮の間に移植
結合組織移植

懸垂縫合
組織が下がるのを防ぐ
治療経過

3週間後

3年後
骨再生、結合組織増生
骨再生インプラント埋入
治療後:10年経過
骨を溶かさないための予防法
歯は全身の健康に影響するため、
定期的な検診と適切な治療を受けることが大切です。
歯周病を進行させないメンテナンス
・歯の周りの骨は溶けてしまうと外科的に再生しなくては治りません。
・骨が溶けてから治療するのではなく、健康な状態を維持するためのメンテナンスをおすすめします。
20歳前後の親知らず抜歯
骨が溶けてしまう原因として親知らずがあります。
20歳前後に親知らずを抜歯しておくことで骨が改善しやすい状態になります。
骨を溶かさないための予防法としておすすめいたします。







